プロパティは値と特定のクラスや構造体、列挙型を結び付けます。ストアド (stored) プロパティは、インスタンスの一部として定数値や変数値を保存する一方、コンピューテッド (computed) プロパティは値を（保存するのではなく）算出します。コンピューテッドプロパティは、クラスや構造体、列挙型で利用できます。ストアドプロパティはクラスと構造体でのみ利用できます。
ストアドプロパティとコンピューテッドプロパティは、たいてい特定の型のインスタンスに結び付けられます。一方で、プロパティを型自体に結び付けることもできます。そのようなプロパティのことを型（タイプ）プロパティと言います。
さらに、プロパティの値の変更を監視し、反応してアクションを付けられるプロパティオブザーバを定義することができます。プロパティオブザーバは定義したストアドプロパティに追加することができ、サブクラスがスーパークラスから継承しているプロパティにも追加できます。
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