Swift には、C に近い言語でおなじみの制御フロー文があります。タスクを複数回実行する for
や while
ループ、条件によってコードを分岐して実行する if
、guard
、switch
文、実行フローをコードの別の位置に移動させる break
や continue
のような文があります。
従来からある C の for
ループに加えて、Swift は、配列や辞書、範囲、文字列、その他のシーケンス内を繰り返し処理しやすい for
–in
ループを追加しています。
Swift の switch
文は、C と比較してかなり強力です。Swift での switch
文の case
は、次の case
に流れ落ちていくことはなく、C でよく起こる break
文を忘れてしまうことによるエラーを回避します。case
は、範囲やタプル、特定の型へのキャストを含む、多様なパターンに一致させることができます。switch
の case
に一致した値を、case
本体で利用するための一時定数にバインドすることができます。また、複雑な一致条件を case
ごとに where
節で表現することができます。
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